症例2:3本のMバンドが認められた症例
- このページは第47回電気泳動学会春季大会でのインターネットデモンストレーションのために作成されました。
解説
- 症例 57歳、男性
- 試料 血清
- 現病歴 多発性骨髄腫
- 血清総蛋白 10.2g/dl
- アルブミン 2.5g/dl
- IgG 3060mg/dl
- IgM 7820mg/dl
セルロースアセテート膜電気泳動像
- 本症例の判定
免疫固定の結果より3本のMバンドはIgM-λ、IgM-λ、IgG-λ型と判定された。また、メルカプトエタノール処理した試料で免疫電気泳動を行った結果、未処理では2本のM-bowが認められていたが、処理後では1本のM-bowとなった。
本症例は同時に3本のMバンドが検出されるまれな症例だった。

免疫固定

免疫電気泳動
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